日吉屋の歴史と現在

2012 年 1 月 4 日
このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 日吉屋の歴史と現在
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
Share on FriendFeed

 日吉屋の創業は、江戸時代後期に初代当主である墨蔵が京都・五条本覚寺周辺に傘店を構えたことに始まる。その後、上京区東西町に移転した後、二代目与三次郎の代に、皇女ゆかりの尼寺である百々御所(宝鏡寺)の門前に店舗を構え、以来三代目伊三郎、四代目江美子と百数十年にわたり、和傘を作り続けてきた。 京都で唯一残る和傘製造元になった今、五代目耕太郎を筆頭に伝統の技を受け継ぎ、老舗の看板を守り続けている。
 和傘は茶の湯を始め、能や歌舞伎などの伝統芸能に彩りを添える華として使われており、日本文化には無くてはならない小道具である。現在では日本旅館や料亭、ホテルや店舗等でディスプレイや広告として、また、海外への土産や小粋な贈り物として等、幅広い用途で使用されている。
 京都で作られる和傘は「京和傘」と呼ばれ、京情緒豊かな優れた伝統工芸品として愛好されており、茶道家元御用達の本式野点傘や、祇園の舞妓さん達が愛用する蛇の目傘などで知られる。日吉屋は創業以来、主に茶道家元を中心とした茶道業界や、京都の織物業界を中心に営業してきたが、近年は自社ホームページを立ち上げ、国内販売の強化はもとより、海外販売も始め、幅広く愛用されている。

関連する記事はこちら

by prof

このエントリーのトラックバックURL