近年、医療環境の変化とグローバル化は、新しいステージに向けて産業構造を目まぐるしいほどに変化させている。つまり、これまで袂を分かっていた西洋医学と東洋医学が急速に接近し、互いの要素が交わりつつあるのだ。精神的なストレスが多く、神経に異常をきたしやすい現代社会にあって、鍼治療に求められるものは大きく膨らんでいる。鍼治療は今や西洋医学のお膝元である欧米諸国でも、医療として広く用いられており、WHO(世界保健機構)にも認められているのである。
このような環境の中で、鍼灸鍼メーカーのセイリンでは、常に改良改善、およびコストダウンを図り、滅菌が保証された安全性の高い高品質の商品を、また“未病治”の考え方から病気の予防や患者のQOL向上(生活の質の向上)のための商品、健康な家庭生活を送るための一つとして、手元で愛されるヘルスケア商品などを検討し、人々が健やかに生きるための商品、及びそのシステムを開発・提供している。
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医療環境のグローバル化とセイリンの活動
鍼灸鍼のトップメーカー セイリン株式会社
「はり治療」と聞くと、鋭利な注射針のようなものをブスッ!とからだに刺す図を想像する人もいるが、それは大きな誤解である。普通、治療に使う鍼(「針」ではなくこちらの字を使う)は、髪の毛ほどの細さで先端がわずかに丸くなっている。これが細胞を極力壊さず、分け入るように入っていくので、ほとんど痛みを感じることがない。そして、これでからだのツボを刺激して血流や気の流れを良くし、崩れたバランスをもとに戻す。これが鍼灸治療の基本的な原理となっている。
セイリン株式会社は、この鍼灸治療用の鍼を製造している日本のトップメーカーだ。鍼灸治療はオリジナルは中国で生まれたものだが、現代の治療法は、じつは日本で独自に発展したものである。従って、日本のトップであるということは、イコール、世界のトップでもあるのだ。
1978年、世界に先駆けてディスポーザブル鍼灸鍼を開発し、発売し始めたセイリンは、“安全で効果的な鍼灸医療の実現に寄与する”という経営理念を一貫して追及続けている。