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京和傘の作り方と日吉屋のミッション

2012 年 1 月 5 日

 和傘は各種の和紙、竹、木、亜麻仁油、漆、柿渋、タピオカなど、主原料は天然素材を使用する。それぞれ専門の竹骨職人、木工職人、和紙職人、和傘職人ら熟練工の手を経て、数週間~数カ月をかけて傘に仕上げられる。
 傘製作は傘骨の数ほど工程があると言われ、細かく数えると数十工程以上あり、非常に複雑な上、それぞれに高度な専門技術を要するす。
 また、和傘には様々な種類があり、日本人の生活や文化と深く関わりのある道具である。昔は庶民の生活必需品として驚くほど広く使われていたが、時代の変化と共に、生活様式も変わり、昨今では和傘を探すこと自体が難しくなってしまった。
 昔は身近にあった和傘とは、一体どのような物なのか? 株式会社日吉屋では、和傘のことをもっとたくさんの人たちに知ってもらうために、工房見学及び「ミニ和傘作り体験工房」を受け付けている。今では貴重な価値を持つ京和傘の魅力を未来へ伝承していくことこそ、日吉屋の最大のミッションとなっているのだ。

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日吉屋の歴史と現在

2012 年 1 月 4 日

 日吉屋の創業は、江戸時代後期に初代当主である墨蔵が京都・五条本覚寺周辺に傘店を構えたことに始まる。その後、上京区東西町に移転した後、二代目与三次郎の代に、皇女ゆかりの尼寺である百々御所(宝鏡寺)の門前に店舗を構え、以来三代目伊三郎、四代目江美子と百数十年にわたり、和傘を作り続けてきた。 京都で唯一残る和傘製造元になった今、五代目耕太郎を筆頭に伝統の技を受け継ぎ、老舗の看板を守り続けている。
 和傘は茶の湯を始め、能や歌舞伎などの伝統芸能に彩りを添える華として使われており、日本文化には無くてはならない小道具である。現在では日本旅館や料亭、ホテルや店舗等でディスプレイや広告として、また、海外への土産や小粋な贈り物として等、幅広い用途で使用されている。
 京都で作られる和傘は「京和傘」と呼ばれ、京情緒豊かな優れた伝統工芸品として愛好されており、茶道家元御用達の本式野点傘や、祇園の舞妓さん達が愛用する蛇の目傘などで知られる。日吉屋は創業以来、主に茶道家元を中心とした茶道業界や、京都の織物業界を中心に営業してきたが、近年は自社ホームページを立ち上げ、国内販売の強化はもとより、海外販売も始め、幅広く愛用されている。

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京和傘製造の日吉屋

2012 年 1 月 3 日

  江戸時代後期からの歴史を持つ、京都を代表する伝統工芸の一つ「京和傘」。日本で唯一、この京和傘を製造しているのが株式会社「日吉屋」である。現在の代表は、2004年から5代目当主を務めている西堀 耕太郎氏で和歌山県新宮市出身。カナダに留学後、市役所で通訳の仕事ををするも、結婚後、妻の実家である「日吉屋」で京和傘の魅力に目覚め、脱・公務員。職人の道へ入ったというユニークな経歴の持ち主である。
 「伝統は革新の連続である」を企業理念に掲げ、伝統的和傘の継承のみならず、和傘の技・構造を活かした新商品を積極的に開拓中。グローバル・老舗ベンチャー企業を目指している。
 国内外のデザイナー、アーティスト、建築家達とのコラボレーション商品の開発にも取り組んでおり、2008年より海外展示会に積極的に参加。Maison &Objet(仏Paris)、Ambiente、Tendence、Light+Building(独Frunkfurt)、ICFF(米N.Y.)等に出展。和風照明「古都里-kOTORI-」シリーズを中心に海外輸出を始めている。
 また、国内では、Japan Shop Award (2006、2008)、グッドデザイン賞 中小企業庁長官賞(2007)、新日本様式100選(2007)、FORM#ドイツデザイン賞(2008)など各章を受賞している。

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