鍼灸治療が徐々に世間に浸透し、お灸による効能も見直される傾向にある。株式会社釜屋もぐさは、そのお灸に欠かせないもぐさを作る会社だ。
お灸の最大の効能は、冷え性の改善である。身体の不調の多くは「冷え」から来ると言われており、お灸はツボを熱することで、その冷えを根本的に改善するののなのである。釜屋もぐさでもホームページなどでお灸のためのツボのガイダンスを行っている。ただ、据える患部に炎症がある場合、熱を持っている場合、重篤な疾を持っている人、本格的に治療される場合は鍼灸師などの専門家に委ねることが必要だ。
いずれにしても釜屋もぐさの製品には、その鍼灸師などの専門家たちが全幅の信頼を寄せており、日本でもトップクラスの製品として評価が高い。江戸時代前期から実に350年以上もの間、製造販売を続けてこれた理由は、そうした専門家のニーズに絶えず応え続けてきた誠実さ・そこで築かれた揺るぎない絆が大きな要因あることは間違いない。
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釜屋もぐさと鍼灸師との信頼関係
株式会社 釜屋もぐさ
お灸で使うもぐさの製造販売。プロの灸師が「ここの品物でなくては」と、口を揃えて推薦するのが、東京・日本橋に本社を構える株式会社釜屋もぐさの製品である。
その創業は萬治2年というから、江戸時代前期、四代将軍・徳川家綱の時代。西暦で言えば1659年。スペイン・ポルトガルによる大航海時代の幕開けで、日本の海にはまだ黒船のクの字もなかった時代。富士治左衛門という人が創業して以来、 350年以上もお灸のためのもぐさを作り続けているというのだから驚きである。
自然の力を応用した、昔ながらの知恵に加え、使う人への安全と思いやりを先進技術に託した商品群には厳選された原草を使用。そして、選び抜かれた艾は、石臼挽き→長時間にわたる唐箕による晒し→さらに数年間に及ぶ熟成期間を経て、ユーザーの手元に届くという。まさに綿々と培われた伝統の技で作り出される製品が、治療に携わる専門家の施術をしっかりと支え、人々の健康維持に役立てられているのだ。